ご購入を考えるにあたっての記事一覧

一般に、金融機関では、税込年収に占めるローンの年間総返済額(返済負担率)を融資の際の審査基準としています。

返済負担率は、年収に応じて、25%~35%以内としている金融機関が多く、例えば、 フラット35の場合、年収400万円未満で30%、400万円以上で35%までとなってます。  

つまり、年間返済額上限は  

年間返済額上限=税込年収×返済負担率-他のローンの年間返済額  

となります。    

ここで、問題となるのが他のローンです。
他のローンとは、自動車ローン、クレジットカードの複数回払いリボ払い消費者金融ローン等々毎月返済している支払いが対象となります。 最近では、携帯電話の2年払い等も対象になる事があり…
ローンの金利のタイプに関しては、大きく分けて以下の3つです。

①固定金利型
②変動金利型
③固定金利選択型

①固定金利型とは、返済額が最後まで一定な金利のローンとなります。
固定金利ですとフラット35が有名ですが、銀行でも金利固定のローンを組む事が出来ます。

②変動金利型とは、金利動向によって金利が変動するローンとなります。
ローン当初の月々の返済額は最安となります。
金利は半年毎に変動しますが、実際に返済する毎月の返済額は5年に1回見直しをされます。
また5年毎に返済額は見直されますが、破産しない様に次回見直しの金額は、一般的には
返済している金額の125%を上限とする「125%ルール」を採用している銀行が多い…
ご自宅をご購入しようかと考えた時にまず浮かぶ疑問が、「賃貸が得なのか、購入が得なのか」かと思われます。

そこで、モデルケースを使ってご説明させて頂きます。
下記の表は、35歳・年収500万円の方が引越しをしないで50年間住んだ時の比較図になります。
ご購入は30年ローンとしての計算となります。

賃貸と購入を比較すると総額の差は・・・

37,820,020円!!


一般的に、売買物件と同ランクの賃貸物件に住むには約1.3~1.5倍の費用が必要となると言われております。

今の金利状況では、月額返済額と同程度の賃料では、売買物件の一回り以上サイズの小さなお部屋しか借りる事が出来ません